【あらすじ】
市川市の了善寺に結びつく「お夏狐」の伝承の一つ。綿を売り歩く人物と狐との出来事を題材にした話で、狐が人の暮らしの中に現れ、人を化かしたり驚かせたりする地域の狐伝承として語り継がれている。市川民話の会でも「おなつぎつね」として相之川の話が現在まで語られている。
【民話の内容】
相之川の了善寺には、お夏狐が棲んでいたという伝承が残っている。この話では、そのお夏狐と綿売りとの出来事が語られる。狐が人の生活圏に現れ、綿を売り歩く人との間にひと騒動を起こすという、行徳・南行徳地域に残る狐の化かし話の一つである。市川市では現在も「おなつぎつね」として語り継がれており、地域の狐伝承を伝える昔ばなしとして紹介されている。