【あらすじ】
重右衛門の田うないをめぐる笑話で、研究資料では『一直線の田うない』など複数の型が確認されている。田をまっすぐ耕すことを徹底した結果、主人の予想を越えて仕事が進んでしまうという、とんち型の話である。
【民話の内容】
重右衛門は田うないを命じられると、田を一直線に耕していく。研究資料に残る類型では、その直線が寺の庭やよその田、隣の村など、主人が想定していない場所まで延びてしまう。『まっすぐ耕せ』という仕事の指示を文字どおりに実行し、仕事をしたこと自体は否定できない形にしてしまうところが、重右衛門話の笑いになっている。