【あらすじ】
行徳三丁目の横町稲荷で、賽銭箱から金を盗んだ子どもたちの前に、めったに歩かないはずの駐在さんが現れて脅し、子どもたちが盗みを悔いてお詫び参りをしたという伝承。
【民話の内容】
行徳三丁目にある横町稲荷は、地元の子どもたちにもなじみの深いお稲荷さんだった。あるとき、子どもたちが賽銭箱に手を伸ばし、中に入っていたお金を盗んでしまった。
すると、ふだんはめったにこのあたりを歩かないはずの駐在さん(おまわりさん)が、どこからともなく子どもたちの前に姿を現した。駐在さんは子どもたちを見て、「稲荷のお金を取ると、おちんちんが大きくなるぞ」と脅した。
驚いた子どもたちは、大急ぎで盗んだお金を稲荷に返しに行った。そして、あの駐在さんは本物の人間ではなく、子どもたちの盗みを戒めるために、お稲荷さんが姿を変えて現れたのだと気づいた。子どもたちは皆でお稲荷さんに手を合わせ、お詫び参りをしたという。