【あらすじ】
漁から帰る途中、島に着けず同じ方向を回り続ける現象が船幽霊の仕業とされた。柄杓を求められた場合は底を抜いて渡さないと、船に海水を入れられるという。
【民話の内容】
日文研の怪異・妖怪伝承データベースに収録された1999年採録の佐賀県の伝承。漁から帰る途中に島へ着けず、同じ方向をぐるぐる回ってしまうことがあり、船幽霊の仕業と説明される。船幽霊は柄杓を貸してくれと求め、底を抜いて渡さなければ柄杓で海水を汲まれ、船を沈められてしまうという。採録資料に具体的な市町村名が示されていないため、県域の記録として登録する。