HATAKITI 演劇の教科書

演劇を、知る。考える。やってみる。

演劇の歴史、演技論、エチュード、練習台本を通して、 「演じるとは何か」を少しずつ学ぶためのページです。

7つの入口

01 演劇の歴史

第1章→ 古代の演劇→ 中世の演劇→ 近代演劇→ 20世紀・現代

演劇はなぜ生まれ、社会とともにどう変化してきたのでしょうか。まずは第1章「演劇はなぜ生まれたのか」から、演劇の歴史を少しずつたどっていきます。

第1章を読む →

02 演技論・演技システム

方法入口になる問い主な関心
スタニスラフスキー・システムこの人物は、この状況で何をしたい?目的・状況・行動・真実性
メソッド演技自分の内側から、この人物をどう感じる?感情・記憶・感覚・心理
マイズナー・テクニック相手から何を受け、今どう反応した?相手・反応・瞬間
ルコック・システム身体と空間で、どう表現できる?身体・動き・空間・遊び

※ ここでは各方法を単純な「違い」だけでなく、歴史的背景、基本用語、代表的な練習へと掘り下げていきます。

03 エチュード

身体表現

重い箱

実際には何もない箱を、重さの違う箱として扱う。身体の変化だけで重量を伝える。

二人

待ち合わせ

同じ場所にいる二人。それぞれが相手に言えない目的を一つ持って始める。

即興

一人だけ知っている

二人のうち一人だけが重要な事実を知っている。説明せず、行動で伝える。

04 練習台本

短編台本 001

待ち合わせ

登場人物:A・B / 目安:3〜5分

A ……遅いな。

B ごめん。

A 何分待ったと思ってる?

B 十五分。

A 違う。三十二分。

B そんなに?

A 時計見てたから。

B ……怒ってる?

A 怒ってない。

B 怒ってるじゃん。

A 怒ってないって。

B じゃあ、なんで来たの?

A ……。

B 何?

A いや。

B 言って。

A 今日は、来ないと思ってた。

やってみよう

  1. まず普通に演じる。
  2. Aは「怒っていることを絶対に認めない」という条件で演じる。
  3. Bは「本当は帰りたい」という目的を隠して演じる。
  4. 台詞を変えず、二人の距離だけを変えて演じる。