【あらすじ】
北有馬で、若者が人を化かす狐を逆にだまそうとする。狐は父親や位牌に化けて逃れようとするが、若者はさらに策略を重ねて捕らえたという。
【民話の内容】
榊木敏「伝説の島原(三)」に記録された北有馬の狐話。性悪な狐を化かそうと若者が策略を練り、家にいない父親を迎えに行くように見せかけ、狐を馬の背に括り付けて連れ帰った。狐は釜でゆでられそうになると位牌に化けて逃れようとするが、若者はさらにだまして捕らえ、最後には釜で煮殺したという。狐の変化と人間側の知恵比べを中心とする昔話として登録する。