【あらすじ】
池で美女と出会った若者の父が正体を探ると、美女は大蛇だった。大蛇の子は寺で育つが、出自を知った後に復讐し盗賊となったという伝承。
【民話の内容】
尾崎久弥「越後青柳の池の伝説」に収録された話。松崎四郎太夫の息子玉之助が18歳の時、青柳の池で美女と知り合い、夜ごと訪れるようになった。父の四郎太夫が不審に思って後をつけると、美女は池のほとりで姿を消した。化生の者と考えて矢を射ると、その正体は大蛇で、腹には子が宿っていた。その子は米山の寺に僧にするため送られたが、16歳の時に自分の生い立ちを知り、四郎太夫たちを殺して盗賊になったという。