【あらすじ】
庄屋の娘が大蛇に連れられて滝壺へ入り、戻れないと告げて証文を書いた。その証文を雨乞いの札として滝壺に掲げ、祈願すると雨が降ったという。記録では、証文が残り神官が保存していたとも述べられている。
【民話の内容】
1944年の「雨乞伝説の一例」に記録された伝承。庄屋の娘は蛇に連れられて滝壺へ入り、帰ることはできないと告げて証文を書いた。旱魃の年、その証文を雨乞いのため滝壺に掲げて祈願すると、小さな蛇が降りてきて雨が降ったという。資料には、証文が残り神官が保存していたこと、他村の人が祈っても同じ結果にはならないとする伝承も記されている。