【あらすじ】
人を化かすおこん狐を、ある男が策略によって捕らえる。狐は女に化けて馬に乗せてくれと頼むが、男に正体を見破られ、今後人を化かさないと約束して許されたという。
【民話の内容】
近藤喜博「因幡南部の伝説―西郷村にて採集―」に記録された狐の話。おこん狐はよく人を化かした。ある男が川の中で網泥をかぶっている狐を見つけると、狐は立派な女に化け、馬に乗せてくれと頼んだ。男が狐を連れて帰って火であぶると正体を現したため、狐は人を化かさず、そこに住まないと約束し、許された。その後も別の土地で娘に化けたおこん狐に会った人がいたという後日談も記録される。